コミッショニングレターVol.21 No.11(11月号)
2023/11/22掲載
2023年度 CxPE(性能検証技術者)資格研修会
建築設備コミッショニング協会では、コミッショニングの社会的な普及を目的とした活動の一環として、性能検証技術者資格試験制度・登録制度に基づくCxPE(性能検証技術者)の資格登録を行ってきており、現在までに、12回の研修会を実施し98名の方が資格登録者となられています。
今年度、CxPE資格試験制度・登録制度を一部見直し、研修会受講等に必要であった学歴要件を撤廃し、下記の要領で資格試験を含む研修会を実施いたします。皆様におかれましては、この機会に奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。資格要件の詳細につきましては、HPを参照願います。
第13回(2023年度) CxPE(性能検証技術者)資格研修会
◆開催日程 2024年1月19日(金)~2024年1月20(土)
◆開催場所 ビジョンセンター東京有楽町301号室
(東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル3階)
◆定員 15名(先着順)
◆参加費 個人正会員60,000円(賛助会員枠はございません)
一般 80,000円(*1 )
◆申込締切 2023年11月17日(金)
◆主催 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会(BSCA)
(*1)資格研修会申込時に個人正会員の申込を行えば、会員の参加費でご参加いただけます。
申し込みは下記HPよりお願いいたします。
http://www.bsca.or.jp/event/?p=1783
2023年度 BSCA シンポジウムin中部
BSCAでは2024年1月26日(金)に「BSCAシンポジウムin中部 -ビル用マルチパッケージ型空調の適正な設計とコミッショニング-」を開催いたします。
ビル用マルチパッケージ型空調(以下、ビルマル)は、その取扱いの容易さと柔軟な適用性から中小建物のみならず、大規模建物にも多く採用されています。採用事例が増加する一方で、設計時の機器容量の選定や運用時の換気・加湿性能に対する課題が指摘されるケースも少なくありません。そこで、本シンポジウムでは”ビルマルの適正な設計とコミッショニング”についての議論を目標に、建築物省エネ法における非住宅建築物の省エネ基準適合率と外皮・設備設計仕様の実態や今後施行予定の改正法における省エネ基準の強化等についての基調講演ならびに、ビルマルの設計・稼働実態と設計のポイントについてご講演頂きます。そして、ディスカッションでは今後のZEB普及促進も勘案しながら、ビルマルの適正な設計にはどのようなコミッショニングが必要かについて議論します。
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、多くの建物で採用されているビルマルの適正な設計・運用を実現するために重要な情報が得られる機会ですので、多くの方のご参加を期待しております。
申し込みは下記HPよりお願いいたします。
http://www.bsca.or.jp/event/?p=1811
BSCAシンポジウムin中部
◆開催日時 2024年1月26日(金) 13:30~16:40(受付12:30~)
◆会場 ウインクあいち 1301会議室(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)及びZOOMによる配信
◆定員 90名(現地:35名、オンライン形式:55名)
◆参加費 BSCA会員(正会員・賛助会員)3,000円/人、非会員5,000 円/人、学生無料
◆主催 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会(BSCA)
◆協賛 空気調和・衛生工学会中部支部、日本建築学会東海支部、建築設備技術者協会中部支部、愛知県設備設計監理協会 (交渉中)
◆プログラム
司会:田上 賢一(新菱冷熱工業)
13:30~13:40 趣旨説明 中部大学 山羽基
14:40~14:50 基調講演
令和6年4月より始まる改正建築物省エネ法による規制強化
~非住宅建築物の新基準に適合させるための外皮・設備設計仕様とは~
(国総研 主任研究官 宮田 征門)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:30 講演1
個別分散空調システムの設計・稼働の実態(仮)(佐藤エネルギーリサーチ 佐藤誠)
15:30~15:50 講演2
個別分散空調システム設計のポイント(仮)(日建設計 佐藤孝輔)
15:55~16:40 質疑応答・パネルディスカッション
コーディネーター:山羽基、パネラー:検討中
2023年度 BSCA シンポジウムin東京、関西
BSCAでは毎年、東京、中部、関西におきましてコミッショニングに関するシンポジウムを開催しております。今年度も中部以外にも、東京、関西におきましてシンポジウムを開催予定です。詳細が決まりしだいHP及びCxレターにてお知らせします。皆様、奮ってご参加ください。
■2023年度 Cx事例シンポジウムin東京
開催日 :2024年2月16日(金) 午後開催予定
開催場所:未定
■2023年度 BSCAシンポジウムin関西
開催日 :2024年2月中旬開催予定
開催場所:未定
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2023/10)
2023年10月17日 第3回理事会
2023年10月17日 第3回企画運営委員会
2023年10月24日 第3回マニュアル改訂委員会
◆協会活動予定 (2023/11~2023/12)
2023年12月15日 第4回理事会
2023年12月15日 第4回企画運営委員会
◆編集者より
私の住んでいる香川県ではコロナが少し落ち着いたと思ったら、今度は小中学校でインフルエンザが猛威を振るうようになりました。マスクや手洗いなどの緩和だけでなく、換気の緩和も原因かもしれませんが、短期間のうちに多くの子どもたちが罹患し、学級閉鎖が頻発しています。コロナよりもインフルエンザの方が感染率は低いという話でしたが、この状況を見るとやはり換気などの3密行動は大事だったのかなと感じました。ニューノーマルとして、無理ない程度に実行できるような3密の新しい形を見つけていきたいと思います。
◆編集長より
日本建設業連合会(日建連)のHP(https://www.nikkenren.com/sougou/notice/index.html)に「設備工事費上昇の現状について」という資料が掲載されています。私は設備設計を生業としているため設備工事費が高騰しているのは日々感じていましたが、この資料を見て設備に関する全てのものが大きく値上がりしていることを実感しました。設備工事が大きなウェートを占める生産工場の国内投資が非常に活況なことが要因としてあげられています。やはり、サプライチェーンに関する不安がこのような事態を招いたのでしょうか。
◆企画制作
編集長:大石(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
編集者:天野(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
WEB版作成:小澤(建築設備コミッショニング協会 事務局)
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