コミッショニングレターVol.22 No.12(12月号)
2023/12/12掲載
2023年度 BSCAシンポジウムin中部
BSCAでは2024年1月26日(金)に「BSCAシンポジウムin中部 -ビル用マルチパッケージ型空調の適正な設計とコミッショニング-」を開催いたします。
ビル用マルチパッケージ型空調(以下、ビルマル)は、その取扱いの容易さと柔軟な適用性から中小建物のみならず、大規模建物にも多く採用されています。採用事例が増加する一方で、設計時の機器容量の選定や運用時の換気・加湿性能に対する課題が指摘されるケースも少なくありません。そこで、本シンポジウムでは”ビルマルの適正な設計とコミッショニング”についての議論を目標に、建築物省エネ法における非住宅建築物の省エネ基準適合率と外皮・設備設計仕様の実態や今後施行予定の改正法における省エネ基準の強化等についての基調講演ならびに、ビルマルの設計・稼働実態と設計のポイントについてご講演頂きます。そして、ディスカッションでは今後のZEB普及促進も勘案しながら、ビルマルの適正な設計にはどのようなコミッショニングが必要かについて議論します。
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、多くの建物で採用されているビルマルの適正な設計・運用を実現するために重要な情報が得られる機会ですので、多くの方のご参加を期待しております。
申し込みは下記HPよりお願いいたします。
http://www.bsca.or.jp/event/?p=1811
◆開催日時 2024年1月26日(金) 13:30~16:40(受付12:30~)
◆会場 ウインクあいち 1301会議室(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)及びZOOMによる配信
◆定員 90名(現地:35名、オンライン形式:55名)
◆参加費 BSCA会員(正会員・賛助会員)3,000円/人、非会員5,000 円/人、学生無料
◆主催 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会(BSCA)
◆協賛 空気調和・衛生工学会中部支部、日本建築学会東海支部、建築設備技術者協会中部支部、愛知県設備設計監理協会
◆プログラム
司会:田上 賢一(新菱冷熱工業)
13:30~13:40 趣旨説明 中部大学 山羽基
14:40~14:50 基調講演 令和6年4月より始まる改正建築物省エネ法による規制強化
~非住宅建築物の新基準に適合させるための外皮・設備設計仕様とは~
国総研 主任研究官 宮田 征門
14:40~14:50 休憩
14:50~15:30 講演1 個別分散空調システムの設計・稼働の実態(仮)
佐藤エネルギーリサーチ 佐藤誠
15:30~15:50 講演2 個別分散空調システム設計のポイント(仮)
日建設計 佐藤孝輔
15:55~16:40 質疑応答・パネルディスカッション
コーディネーター:山羽基
2023年度 BSCAシンポジウムin東京
BSCAでは2024年2月16日(金)に「BSCAシンポジウムin東京 -コミッショニングの推進を目指して-」を開催いたします。
2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言され、省エネルギーを徹底し再生可能エネルギーを最大限活用することが示されました。カーボンニュートラルの実効ある実現に向けて、建築設備の性能に対するコミッショニングの重要性と必要性はますます高まってきています。そのような中、今回のシンポジウムは、関係者の方々にコミッショニングの事例について講演いただき、コミッショニングの効果を認識頂ける内容となっておりますので、多くの方々の参加をお待ちしております。
申し込みは下記HPよりお願いいたします。
http://www.bsca.or.jp/event/?p=1815
◆開催日時 2024年2月16日(金)13:30~16:05
◆会場 ビジョンセンター浜松町6階E(東京都港区浜松町2-8-14)及びZOOM配信
◆定員 100名(現地40名+オンライン形式60名)
◆参加費 BSCA会員(正会員・賛助会員)5,000円/人、非会員10,000 円/人、学生1,000円
◆主催 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会(BSCA)
◆協賛 (公社)空気調和・衛生工学会(予定)、(一社)日本建築学会(予定)、(一社)建築設備
技術者協会(予定)、(一社)建築設備綜合協会 (予定)、(一財)ヒートポンプ・蓄熱セ
ンター (予定)、(一社)日本ビルヂング協会連合会 (予定)、(一社)ESCO・エネルギ
ーマネジメント推進協議会(予定)
◆プログラム
13:30~13:35 趣旨説明
BSCA理事長 柳原隆司
13:35~14:05 基調講演 (仮題)各種環境評価とコミッショニング
慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 伊香賀俊治
14:05~14:10 質疑応答
14:10~14:40 講演1(仮題)Cxを普及させるには。設計者が考えるCxの利点と事例
株式会社久米設計 環境技術本部 上席専門部長 横山大毅
14:40~14:45 質疑応答
14:45~14:55 休憩
14:55~15:25 講演2(仮題)東京電力東尾久ビル本館におけるリニューアルZEBの実現
東京電力ホールディングス株式会社 土木・建築統括室 久保井大輔
15:25~15:30 質疑応答
15:30~16:00 講演3(仮題)虎ノ門エリアにおける機能性能検証の取り組み
森ビル株式会社 設計部設備設計部設備設計3グループ 課長 浅利直記
16:00~16:05 質疑応答
2023年度 BSCAシンポジウムin関西
BSCAでは2024年3月に「BSCAシンポジウムin関西 -コミッショニングビジネスの拡がりを目指して-」を開催予定です。
詳細が決まりしだいHP及びCxレターにてお知らせします。皆様、奮ってご参加ください。
■2023年度 BSCAシンポジウムin関西
開催日 :2024年3月初旬開催予定
開催場所:未定
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2023/11)
◆協会活動予定 (2023/12~2024/1)
2023年12月15日 第4回理事会
2023年12月15日 第4回企画運営委員会
2024年1月19、20日 第13回(2023年度)CxPE(性能検証技術者)資格研修会
2024年1月26日 BSCA シンポジウムin中部
◆編集長より
11月6日(月)に開催されたシンポジウム「非住宅建築物の熱源機器容量設計手法の再考 主催:一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター」にWEB参加しました。ビル用マルチエアコンの設計方法について、実測データや統計データをもとにいろいろな講演がありました。設備設計を生業にしている者として、興味深く拝聴させて頂きました。
2024年に開催されますBSCA シンポジウムin中部でも個別分散空調システムに関する講演が予定されています。国内のほとんどの建物で個別分散空調システムが採用されている現状を考えれば、このシンポジウムの持つ意義は大きいと思います。設備設計業務を行われている方は是非、シンポジウムに参加いただければと思います。
◆企画制作
編集長:大石(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
WEB版作成:小澤(建築設備コミッショニング協会 事務局)
※本誌に掲載した著作物の著作権は、特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会が所有します。許可無く複写転用することをお断りいたします。
お問合せメール:bsca_mail@bsca.or.jp(@を半角に)