コミッショニングレターVol.21 No.10(10月号)
2023/10/11掲載
- 2023年度 CxPE(性能検証技術者)資格研修会
- 第19回 建築設備シンポジウム「環境建築とヒト・まち・社会」
- 非住宅建築物の熱源機器容量設計手法の再考
- コミッショニングに関心を持つ者の集いについて(報告)
- 活動実績 活動予定 他
2023年度 CxPE(性能検証技術者)資格研修会
建築設備コミッショニング協会では、コミッショニングの社会的な普及を目的とした活動の一環として、性能検証技術者資格試験制度・登録制度に基づくCxPE(性能検証技術者)の資格登録を行ってきており、現在までに、13回の研修会を実施し98名の方が資格登録者となられています。
今年度、CxPE資格試験制度・登録制度を一部見直し、研修会受講等に必要であった学歴要件を撤廃し、下記の要領で資格試験を含む研修会を実施いたします。皆様におかれましては、この機会に奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。資格要件の詳細につきましては、HPを参照願います。
第13回(2023年度) CxPE(性能検証技術者)資格研修会
◆開催日程 2024年1月19日(金)~2024年1月20(土)
◆開催場所 ビジョンセンター東京有楽町301号室
(東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル3階)
◆定員 15名(先着順)
◆参加費 個人正会員60,000円(賛助会員枠はございません)
一般 80,000円(*1 )
◆申込締切 2023年11月17日(金)
◆主催 建築設備コミッショニング協会
(*1)資格研修会申込時に個人正会員の申込を行えば、会員の参加費でご参加いただけます。
申し込みは下記HPよりお願いいたします。
http://www.bsca.or.jp/event/?p=1783
第19回 建築設備シンポジウム「環境建築とヒト・まち・社会」
日本建築学会 環境工学委員会 建築設備運営委員会主催で第19回建築設備シンポジウム「環境建築とヒト・まち・社会」が開催されます。当協会は本シンポジウムを後援しております。是非、ご参加下さい。
開催日程:2023 年10 月13 日(金) 9:30~16:00
開催場所:建築会館(東京都港区芝5-26-20)<WEB併用>
定員 :300名(建築会館)
参加費 :会員:1,500円 会員外/後援団体:2,200円 学生(会員):1,000円 学生(会員外):1,100円
申込締切:2023年10月12日(木)12:00
◆プログラム
◇趣旨説明 田中 英紀(名古屋大学) 9:30~ 9:40
◇特別講演 「これまでとこれからの環境建築が目指す未来」
田辺 新一(早稲田大学教授/前日本建築学会会長) 9:40~10:30
◇第1部 「最新事例・研究から環境建築とウェルネスオフィスについて考える」10:40~12:00
司会:塚見史郎(日建設計) Webinar ホスト:光永威彦(明治大学)
1-1 新菱神城ビルの環境配慮技術 平須賀 信洋(三菱地所設計)
1-2 トヨタ紡織グローバル本社のスマートウェルネス 石橋 良太郎(竹中工務店)
1-3 様々な人が働く・動く場所の快適さ 伊庭 千恵美(京都大学)
1-4 断熱性能がもたらすLagom なウェルネス 森 太郎 (北海道大学)
◇第2部 「最新事例・研究から環境建築と脱炭素・循環型社会との繋がりについて考える」13:10~14:30
司会:塚見 史郎(日建設計) Webinar ホスト:光永 威彦(明治大学)
1-5 ゼロエネルギースクールを起点とする社会と地域への貢献 田中 宏明(日建設計)
1-6 「木」の環境建築の実現「PortPlus」 森山 洋平・河野 暁子(大林組)
1-7 環境建築のデザイン潮流とカーボンニュートラルへの道筋 丹羽 英治(日建設計総合研究所)
1-8 都市環境とヒト・まち・社会 増田 幸宏(芝浦工業大学) 14:10~14:30
◇総合討論 「環境建築が目指すヒト・まち・社会との繋がり」 14:50~15:50
コーディネータ:石野 久彌(東京都立大学)、Webinar ホスト:光永 威彦(明治大学)
パネリスト:講演者
◇まとめ 田中 英紀(前掲) 15:50~16:00
申し込み方法並びに詳細は下記HPを参照ください。
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=684997
非住宅建築物の熱源機器容量設計手法の再考
一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター主催で「非住宅建築物の熱源機器容量設計手法の再考~事例と研究からみた課題と対策~」が開催されます。当協会は本シンポジウムを後援しております。是非、ご参加下さい。
1.催し物の名称
非住宅建築物の熱源機器容量設計手法の再考~事例と研究からみた課題と対策~
2.開催目的
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、建築物の省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入が進んでいます。また、建築物に係る省エネルギー基準の引上げ、さらにZEBの実現と普及に向けて、熱源設備容量の適正化は重要です。そこで本シンポジウムでは、非住宅建築物の熱源機器容量設計手法を軸に、最新の事例と研究を紹介しながら、現状の課題と対策について共有し再考することで、省エネルギー・環境に配慮した業務用建築物設計技術の普及を目指しております。
3.主催者:一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター
4.開催日時等 2023年11月6日(月)14:00~16:30
5.開催方式 Zoomウェビナーを使用したオンラインシンポジウム
6.定員:300名(無料)
7.プログラム
14:00-14:15 開催挨拶 北海道大学 菊田弘輝氏
<第一部:事例紹介>
14:15-14:30 熱源容量の適正化に向けて-設計の立場から 日建設計総合研究所 岡垣晃氏 14:30-14:45 熱源設備容量の適正化と運用実績事例 日本設計 中川優一
14:45-14:55 水方式セントラル空調熱源機の低負荷時省エネ台数制御 三菱電機 赤木智
14:55-15:05 質疑応答(第一部)
<第二部:研究紹介>
15:10-15:30 個別分散空調の設計実態分析 国土技術政策総合研究所 宮田征門
15:30-15:50 実機の挙動や部分負荷特性 神奈川大学 芹川真緒
15:50-16:10 同時使用率の実態-中央熱源方式の集合住宅を事例として 北方建築総合研究所
阿部佑平
16:10-16:20 質疑応答(第二部)
16:20-16:30 閉会挨拶 建築研究所 澤地孝男
詳細お申込みは、下記URLより
http://www.jjj-design.org/jjk/jjk-lecture/lecture_2023_11_06.html
コミッショニングに関心を持つ者の集いについて(報告)
9月7日(木)に「コミッショニングに関心を持つ者の集い」が福井市の「和ぼうず」で開催されました。参加者は大学関係者7名、行政関係者1名、民間企業関係者8名の合計17名での開催となりました。2019年の空衛学会大会(北海道札幌市)以来の開催となり、やっと普段の日常生活が戻ってきたことを実感しました。
「集い」は柳原理事長の開会の挨拶(写真左)のあと、懇談となり杯を交わし、熱心に大いに語り合い、2時間30分ほどの懇談の後、建築設備コミッショニング協会大石理事の挨拶にて閉会となりました。(右下写真は「集い」終了後に撮影した恒例の集合写真です。)
来年も「コミッショニングに関心を持つ者の集い」は、空衛学会大会の2 日目に開催予定です。皆様、参加をご予定下さい。
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2023/9)
2023年9月6日~8日 空衛学会大会(福井) 技術展示会
2023年9月7日 コミッショニングに関心を持つ者の集い
◆協会活動予定 (2023/10~2023/11)
2023年10月17日 第3回理事会
2023年10月17日 第3回企画運営委員会
◆編集者より
新型コロナウイルスが第五類に移行し、確かに電車の中、外で歩いている人のマスク着用が極端に減って来ました。ここに来てインフルエンザの流行が猛威を振るっているとの事。コロナ禍ではマスク着用で感染症防止に役立っていたのが、現状では身体の免疫力も低下したせいか、インフルエンザにも感染し易くなったとか。これから冬にかけての警戒が必要かと思います。
◆編集長より
4年ぶりに「コミッショニングに関心を持つ者の集い」を開催することが出来ました。未だコロナ感染症が完全に収束した状況とは言い難いので、例年に比べ、少人数での開催となりましたが、久しぶりに旧知の人と楽しい時間を過ごすごとが出来ました。コロナ前には当たり前の日常でしたが、今は、当たり前の日常を送れることに感謝感謝です。
◆企画制作
編集長:大石(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
編集者:田上(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
WEB版作成:小澤(建築設備コミッショニング協会 事務局)
※本誌に掲載した著作物の著作権は、特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会が所有します。許可無く複写転用することをお断りいたします。
お問合せメール:bsca_mail@bsca.or.jp(@を半角に)