コミッショニングレターVol.18 No.12(12月号)
2021/12/10掲載
2021年度 CxPE研修会案内
当協会では、コミッショニングの社会的な普及を目的とした活動の一環として、性能検証技術者資格試験制度・登録制度に基づくCxPE(性能検証技術者)の資格登録を行ってきており、現在までに、11回の研修会を実施し99名の方が資格登録者となられています。
今年度は、下記の要領で資格試験を含む研修会を実施いたします。
申し込みは、2021年11月12日(金)に締め切っておりますが、資格要件等詳細については、下の資格要件のリンクをご参照ください。
http://www.bsca.or.jp/event/?p=1491
・イベント概要
□開催日程 2022年1月21日(金)~2022年1月22日(土)
□開催場所 ビジョンセンター東京有楽町 B+C(東京都中央区銀座1丁目6-2 銀座Aビル3階)
□定 員 15名(先着順)
□参 加 費(会員) 個人正会員60,000円(*賛助会員枠はございません)
□参 加 費(一般) 80,000円
□主 催 建築設備コミッショニング協会
講演会、シンポジウム開催案内
―2021年度BSCAシンポジウムin中部―
建築設備コミッショニング協会(BSCA)ではコミッショニング(Cx)の標準化と普及を目的とし、数々の先導的Cx事業に携わってきました。中部では11月の関西のシンポジウムに続き「-2050年カーボンニュートラルの実現に向けた低炭素化社会を目指すにはー」と題し、従来のコミッショニングに加えてカーボンニュートラル実現に向けてのコミッショニングの重要性について考えた上で、中部を中心とした具体的なCx事例を紹介し、今後の建築設備コミッショニングの普及を目指すシンポジウムを行います。
□主 催 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会(BSCA)
□協 賛 (公社)空気調和・衛生工学会中部支部 他
□開催日時 2022年1月21日(金) 13:30~17:00
□開催方法 「Zoom meeting」によるオンライン形式
□定 員 90名
□参 加 費 正会員・賛助会員 無料※当日無断欠席の場合、有料(5,000円/人)となります
非会員10,000 円/人、学生1,000円/人
URL:http://www.bsca.or.jp/event/?p=1509
講演内容
司 会 名古屋大学大学院 環境学研究科都市環境学専攻 助教 鵜飼真貴子
13:30~13:40 ご挨拶と趣旨説明 田上賢一(BSCA理事)
13:40~14:10 基調講演1:2050年カーボンニュートラルを見据えたCx適用の重要性
柳原隆司(BSCA副理事長)
14:10~14:40 基調講演2:データ駆動型エネルギーマネジメントと分析評価の
リフレーミング
田中英紀(名古屋大学)
14:40~14:50 質疑応答
14:50~15:00 -休 憩-
15:00~15:30 既設建物のCx事例紹介 中部電力熱田のCx と文書ツール活用
山羽 基(中部大学)
15:30~16:15 新築建物のCx事例紹介 二つの大学建物(理系・中央熱源、文系・個別熱源)の
トータルビルCx 奥宮正哉(名古屋産業科学研究所)
16:15~17:00 質疑応答及びパネルディスカッション
司会:山羽 基(前出) パネラー(前出講師)
―2021年度BSCAシンポジウムin東京―
コミッショニング(以下、Cx)のますますの推進を目指して、BSCAのCxPEが携わったCxプロジェクトのみならず、カーボンニュートラルに向けた取り組みなど、発注者(建物オーナー)、CMT、設計者、運転管理者などから、実践的な実例を発表いただき知見を共有したいと考えています。
□開催日時 2022年2月24日(木) 10:00~16:00
□開催方法 会場集会+ZoomによるWEBオンライン配信 のハイブリッド開催を予定
※開催時期のコロナ禍の状況に応じて会場集会の開催は判断致します。
□定 員 会場集会40名 + WEB参加100名
□参 加 費 会員5,000 円/人、非会員10,000 円/人、学生1,000円/人
※開催方法や会場、申し込み方法など、詳細については近々にお知らせいたします。
講演内容
※講演については、現時点の仮題目として掲載しております。
司 会 BSCA理事 上谷勝洋
10:00~10:10 ご挨拶と趣旨説明 赤司泰義(BSCA副理事長)
10:10~11:10 基調講演1:「2050年カーボンニュートラルに向けたグリーンイノベーションの
方向性と実現に向けた検討」 小林延久様(早稲田大学)
~BSCAの取り組むCx事例~
11:10~11:50 Cx事例:「東急電鉄全駅空調設備管理システムのCx」
山田 信太朗様(東急電鉄)
11:50~12:00 質疑応答
12:00~13:00 -休 憩-
~カーボンニュートラルに向けた様々な取り組み~
13:05~13:45 1.大林組技術研究所本館 小野島一様(大林組)
13;45~14:25 2.蓄熱による高効率熱源システム構築に関する研究 佐藤文秋(九電工)
14:25~15:05 3.アグリゲーション実証事業 小澤浩様(アズビル)
15:05~15:15 質疑応答
-休 憩-
15:25~16:00 及びパネルディスカッション
コーディネーター:前出 赤司泰義 パネラー(前出講師)
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2021/11)
2021年11月26日(金) 2021年度BSCAシンポジウムin関西
2021年11月25日(木) 第1回CxPE座談会(大阪)
2021年11月30日(火) 第2回CxPE座談会(大阪)
◆協会活動予定 (2021/12~2021/1)
2021年12月15日(水) 第4回 企画・運営委員会(WEB開催)
2022年1月21日(金)、22日(土) 2021年度 CxPE研修会
2022年1月21日(金)2021年度BSCAシンポジウムin中部
◆編集者より
師走に入りいよいよ暖房期に突入ということで、先月より新型コロナ対策としての学校施設の空気質のモニタリング業務を実施しています。私の住む高松市の学校は、換気設備がないような年季の入った建物が多く、窓開けによる換気確保とそれによる空調エネルギーの増加に悩まされています。モニタリングデータを時々分析しているのですが、やはり子供たちに個性があるのと同様で、二酸化炭素濃度もクラスによってまちまちのようです。年が明けると、LEDによる換気状況の表示を行おうと思っており、子供たちの換気行動を啓蒙してみて、いかにその状況が変わってくるのかが楽しみです。
◆編集長より
Cxレター11月号で正確な風量測定システムの話をしましたが、ある不具合対応で室内の複数点の風速計測を行うこととなりました。熱線風速計で順番に風速を計測してゆくのですが、結構な手間がかかりますし、サンプリングピッチを短くすることができません。おんどとりのように計量、小型で連続計測のできる製品があるといいなと思いネットで調べてみると、小型風車のようなものを装備したハンディ風速計がありました。精度がどの程度かわかりませんが、購入して使ってみようと思います。色々な製品がどんどん出てきて「計測、計量」を簡単にできるような世の中になっていっていることを実感しました。
◆企画制作
編集者:天野(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
編集長:大石(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
WEB版作成:小澤(建築設備コミッショニング協会 事務局)
※本誌に掲載した著作物の著作権は、特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会が所有します。許可無く複写転用することをお断りいたします。
お問合せメール:bsca_mail@bsca.or.jp(アットマークを半角に)