コミッショニングレターVol.18 No.5(5月号)
2021/05/14掲載
第17期通常総会について
現在の新型コロナウイルス感染症拡大の状況や大規模な開催による感染拡大への影響等を鑑みて、総会は人数を制限しての大阪の事務局での開催とすることとしました。総会会場では感染防止のため出席者間の離隔の確保を行う必要があり、会場の広さの制約上、総会当日に参加できる人数には限りがあります。会員の皆様におかれましては、委任状の提出にご協力頂き、WEBでの配信をご覧頂きたくお願い申し上げます。
なお、総会資料はホームページよりダウンロード可能とする予定です。(掲載しましたら、メールでご案内致します。)
開催日程 5月28日(金) 13:30~
開催場所 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC/ITM棟11階セミナールーム
主催 建築設備コミッショニング協会
通常総会 13:30-14:30(予定)
講演会 14:40-15:25
講 演 1 「調整中」(30分)
鈴木 晋也氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
省エネルギー課課長補佐)
講 演 2 「調整中」(30分)
野部 達夫 氏(工学院大学 建築学部 建築学科 教授)
APBCxシンポジウム開催案内
この国際シンポジウムでは、中国(China)、香港特別自治区(Hong Kong SAR)、日本(Japan)において、アジア諸国・地域 が取り組んでいるCx事例、Cx研究、Cxビジネス・制度などの情報の共有を支援し、それぞれの商習慣に適したCx の普及を通じて、地球環境や居住環境の課題解決に貢献することを目指すものです。
開催概要:シンポジウムサイトをご覧ください(https://apbcx.org/)
開催日程: 2021 年 5 月 22 日(土) 14:00~18:00
開催場所: ZOOM webinar
定員 :100名
参加費 :(会員) BSCA会員及び海外参加者:無料
(一般) 一般 3,000円、学生:無料
申込締切: 2021年5月17日(月)
※本シンポジウムの講演は、すべて英語で行います。(日本語通訳はありません)
申し込みはBSCAホームページ(http://www.bsca.or.jp/event/?p=1433)よりお願いします。
各種団体へのコミッショニングの普及活動報告
報告者 伊藤英明(BSCA・理事)
BSCAでは、ビルオーナーへのコミッショニング普及活動を行っていますが、その一環として、「銀座・ビルエネルギー 研究会(https://www.ginza-birueneken.com/index.html)」の会員の方々(27人)に対して、コミッショニング概要や事例を紹介するプレゼンテーション(WEB形式)を下記の通り行いました。
【開催方法】 オンライン形式
【開 催 日】 2021年2月26日(金)15時30分~17時
【開催内容】
① コミッショニングのご紹介
② 事例紹介:京都駅ビルでの取り組み
③ 事例紹介:二子玉川高島屋 既存Cxプロジェクト
また、プレゼンテーション後、コミッショニングに対するアンケートを行いました。
アンケート結果(回答数:11人)は以下の通りでした。
Q1「コミッショニング」という言葉を知っているか?
45%:知っている
45%:聞いたことはある
10%:知らなかった
Q2「コミッショニング」を採用したいか?
18%:条件が整えば検討したい
82%:わからない
Q3「コミッショニング」普及は望ましいか?
27%:望ましい
55%:どちらかと言えば望ましい
18%:どちらとも言えない
Q4:「コミッショニング」普及における課題は?
① 導入費用が高い
② 導入効果が定量化しにくい(費用対効果がわかりにくく予算化が難しい)
③ ビルオーナーへの認知度が低い(より一層の理解活動が必要)
アンケート結果からは、「コミッショニング」という言葉を聞いたことがある人は増えてきているものの、積極的に導入検討したいといった意見はほとんど無く、「コミッショニング」の理解といった点からは一層の普及活動が必要と感じる結果となりました。
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2021/4)
2021年度 第1回 企画・運営委員会 4月21日(木)オンライン開催
2021年度 第1回 理事会 4月21日(木)オンライン開催
◆協会活動予定 (2021/5~2021/6)
The First Asia-Pacific Building Cxシンポジウム 5月22日(土)オンライン開催
第17期 通常総会 5月28日(金)オンライン開催
◆編集者より
COVID-19対策も2年目となり、当協会の総会も2度目のオンライン開催となりました。ワクチン接種が進むまではこの状態が続くとはいえ、三密を回避する建築設備の運用方針は感染拡大防止に役に立っていると感じています。
一方で、三密回避でエネルギー消費がどの様に変化したのか気になります。省エネがカーボンニュートラルに関係して話題となっていますが、三密回避の省エネも話題になりそうな気がします。
◆編集長より
先月に引き続き車の話題を一つ。最近、電気自動車を各メーカーが競って発売しています。世間では電気自動車は環境に優しいという見方が圧倒的かと思いますが、日本の電気のほとんどは化石燃料により発電されており、化石燃料由来の電気を使用する以上、環境に優しいとは言えません。電気自動車を環境に優しい車にするには化石燃料に頼らない電気を使用する必要があります。
各家庭の屋根は全てソーラーパネルになり、電気自動車の大容量バッテリーを生かした地域送電網全体に配慮した蓄放電システムが10年後には当たり前になっているかもしれません。
◆企画制作
編集長:大石(BSCA企画運営委員)
編 集:三浦(BSCA企画運営委員)
WEB版作成:小澤(BSCA事務局)
※本誌に掲載した著作物の著作権は、特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会が所有します。許可無く複写転用することをお断りいたします。
お問合せメール:bsca_mail@bsca.or.jp(アットマークを半角に)