コミッショニングレターVol.16 No.5(5月号)
2019/05/13掲載
第15期通常総会の開催案内
NPO法人建築設備コミッショニング協会の第15期通常総会と講演会および技術交流会を下記の通り開催いたしますので、ご案内申し上げます。総会の詳細と講演会の内容については、現在ホームページで公開中です。
なお、総会後の講演会及び技術交流会につきましては、正会員以外の皆様にもご参加頂けます。ご多忙中とは存じますが、ぜひご来場賜りますようお願い申し上げます。
日 時 2019年5月27日(月)13:30~(受付13:00~)
場 所 中央大学 駿河台記念館 285号室(2階)
東京都千代田区神田駿河台3-11-5 (TEL:03-3929-3111)
第15期通常総会と講演会の詳細は下記ホームページをご覧ください。
中央大学駿河台記念館
国際シンポジウムin京都 開催案内
国際シンポジウム「ZEB時代の建築環境性能達成プロセスとは 〜 コミッショニングを軸として 〜」を下記の通り開催いたします。プログラムや申込み方法等の詳細が決まりましたら、協会ホームページ並びにCxレターにてご案内申し上げます。
本シンポジウムでは、実際にコミッショニングを実施している専門家を海外・国内から招き、高い性能が要求される建築物について、どのようにその性能を達成したか(どのように発注者の要求を具体化し、コミッショニング計画を立案して、機能性能試験を実施したか)を解説していただき、要求された性能を確実に達成するための建築環境設計・施工プロセスの在り方について議論を行います。
日 時 2019年9月30日(月)11:00~18:10(受付10:30~)
場 所 京都大学 百周年時計台記念館 国際交流第一ホール
京都市左京区吉田本町
◆ 定員
80名(先着順)
◆ 参加費
会員 25,000円(賛助会員枠は各社3名まで)
一般 30,000円(学生は3,000円)
◆ 主催
建築設備コミッショニング協会
◆ 参加申込
ホームページにて申込み受付予定です。準備が出来しだい、ご案内いたします。環
今年度の活動予定
建築設備コミッショニング協会の今年度の活動予定をご報告いたします。今年度も下記の5事業を行う計画としております。なお、今年度の活動予定は第15期通常総会の第2号議案として審議される予定です。
1.人材育成事業
2.性能検証普及事業
3.調査研究・技術支援事業
4.基準制定、検証地業
5.共催、協賛事業
各事業の詳細予定は下記の通りです。
1. 人材育成事業
a)CxPE(性能検証技術者)資格研修会
・2019年度の研修会は実施いたしません。
b)CxTE(性能検証専門技術者)講習
・仙台、名古屋、岡山において2019年10月~2020年2月の間に実施予定です。
c)認証検討委員会及び資格判定委員会活動
・CxPE資格研修会の実施を見送るため、実施いたしません。
d)国際シンポジウム
・2019年9月30日に国際シンポジウム(京都)「ZEB時代の建築環境性能達成プロセスとは 〜 コミッショニングを軸として~」を開催予定です。
e)Cx事例シンポジウム
・Cx事例を紹介するCx事例紹介シンポジウムを東京(2019年11月)、名古屋(2019年8月)での開催を検討中です。
f)Cxマニュアル(CD)の頒布
・「建築設備コミッショニングマニュアル」の販売を継続して行います。
g)総会付帯行事を兼ねた講演会
・2019年5月27日に開催予定の通常総会(東京御茶ノ水にて開催)後に、講演会を実施いたします。
h)技術交流会
・上記の通常総会後に「技術交流会」を開催いたします。
i)Cxに関心を持つ者の集い
・空衛学会大会に合わせ、2019年9月19日に北海道札幌において「コミッショニングに関心を持つ者の集い」を開催します。
2.性能検証普及事業
a)ホームページの整備拡充・情報発信
・コンテンツの拡充、魅力ある情報発信を行います。一般閲覧者と会員との情報提供範囲を区分し、会員メリットが判りやすい仕組みを構築します。
b)空気調和・衛生工学会大会ブース出展
・2019年9月18日~20日に北海道で開催される空衛学会大会の開催期間中に協会の展示ブースを出展します。また他のシンポジウムなどへの展示も検討し、広報活動の幅を広げる予定です。
c)企画・運営委員会活動
①会員特典の整備
・会員限定の情報提供(Cx文書事例、Cxツールなど)を検討予定です。
②CxTE、PE登録者の促進とCxFの登録の促進
・Cx事業の事例発表のシンポジウムなどでCxF登録制度を広く紹介して登録を働きかけ賛助会員の増加を図ります。
・CxTE及びPEの登録者が多くなってきている中、事業毎のチームに分かれビジネスへ活用方法を議論できる意見交換会を実施します。
③各種団体へのコミッショニングの普及活動
・CxPEが社会に定着することを目指し、各種民間企業にてコミッショニング業務を実施する重要さを理解して貰うこと、CxPE間の意見交換会を開いて課題を整理すること、などの活動を行います。
・公共部門や民間の建築オーナーに、省エネルギー・省CO2事業にコミッショニングプロセスが有効であることを説明し、省エネルギー・省CO2事業の施策の策定や運用に対するアドバイスを積極的に行います。
・コミッショニングに関する調査・研究事業の受託を目指します。
・国によるコミッショニングの政策課題に関連する調査に協力します。
・講習会やセミナーを企画し、コミッショニング普及活動を実施します。
・コミッショニング業務のビジネス展開を推進するため、経産省などと情報交換しながら業務のあり方・技術者の活用方法・技術者への報酬のあり方などについて、引き続き検討予定です。
3.調査研究及び技術支援事業
a)海外調査・国際交流
・コミッショニングに関する国際会議への参加者や海外在住者による情報収集活動を支援します。
・コミッショニングに関する国際会議(全米コミッショニング会議(NCBC)等)の開催案内や、それらの会議への参加者から報告をコミッショニングレターに掲載し会員へ情報提供します。
・海外のコミッショニング組織(NIST、PECI、BCA、APCBC、AGCCなど)との連携活動を検討します。
・国際エネルギー機構(IEA)のコミッショニングに関する国際研究活動(Annex)との情報交換を図り、必要に応じて協力を行います。
・2019年10月に開催される全米コミッショニング協会(シカゴ)への資金援助をし、海外の情報把握と国際交流を図ります。
・2020年2月に開催されるASHRAE大会に参加しCx事例発表を行い、情報把握、並びに国際交流を図ります。
b)技術委員会活動
・空衛学会のコミッショニング委員会における技術課題に対して、協調、連携してコミッショニングの普及展開に必要となる技術課題に取り組み、その成果をリソースとして整備し、公開する予定です。
・学生や若手研究者の見学会や勉強会(論文等レビューなど)を実施し、世代間のコミッショニングに関する情報共有を進めます。
4.基準の制定及び検証事業
a)建築設備性能検証マニュアル校正WG
・「建築設備コミッショニングマニュアル」の校正を実施し、一般流通図書としての冊子販売を検討します。
b)Cx費用ガイドライン検討WG
・パンフレット原案のデザインを確定後、Cx標準費用の算定基準、試算例を含めて、ガイドラインの原案を6月にホームページで公開をし、その後会員のコメントを取り纏め修正の後、9月には公開する予定です。
c)各種先導的コミッショニング事業の受託
・当協会特命による先導的コミッショニング業務の受託、並びに調査研究委託業務を引き続き実施し、それらの活動成果やノウハウをコミッショニングに関わる人材育成や実務資料の集成に反映し知的資産とします。
・上記の先導的コミッショニング受託業務にCxPEやCxTEの参画を募ることで人材育成支援を行い、当協会における先導的コミッショニング事業の受託方法を整備します。
d) 事業委員会活動
・新たなコミッショニング関連業務の開発に努力します。
5.共催、協賛事業
a)共催・協賛事業
・他団体への共催、後援、協賛事業によりコミッショニングの普及を目指します。
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2019/4)
2019年度 第1回理事会
4月25日(月)於:東京
2019年度 第1回企画運営委員会
4月25日(月)於:東京
◆協会活動予定 (2019/5~2019/6)
第15期 通常総会
5月27日(月)於:東京
◆編集後記
右の写真は帰省したおりに撮影した高知県の西を流れる四万十川(しまんとがわ)の河口の写真です。
土佐路におこしの際は一度、訪ねてみてはいかがでしょうか。
(5月号編集 A.O.)