CxTE登録技術者詳細

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登録番号 BSCA-0086TE-AB
氏名 福島逸成
フリガナ フクシマイツナリ
生年
所属 九電工
申請区分 CxTE_A CxTE_B
専門業種 空調、衛生
職種 研究・開発
所有資格 設備設計一級建築士
Cxに類する業務に従事した
主な施設
事務所、ホテル・旅館
学歴 博士:熱エネルギーシステム工学

◎:得意 ○:可能 空欄:不得意
資質項目 資質 レベル
計測技術 1) ロガーやセンサーを使って一時的な現地計測ができる。
2) 計測機器、測定方法が提案でき、測定予算の見積ができる。
3) 計測機器の現地設置の指導ができる。
4) 要求精度にあった機器選定、校正ができる。
分析能力 1) 計測結果から分析ができる。
2) システムとしての制御特性の把握、制御パラメータが理解できる。
3) 機器・システムの性能・能力の妥当性を判断できる。
4) システム全体の整合性および、サブシステムの健全性を判断できる。
5) BEMS・実測データから運転が正常か不具合かを判断できる。
6) 計測データの意味を理解し、可視化(グラフ化)することができる。
7) 空気調和衛生工学会「設備システムに関するエネルギー性能計測マニュアル」(SHASE-M0007-2005)程度の分析ができる。
8) 空気調和衛生工学会「建築設備の性能検証過程指針」(SHASE-G0006-2004)を理解している。
データ処理能力 1) BEMS・制御機器・ロガー装置などからデータの取出しができる。
2) データの単位などの間違い、値の妥当性を判断できる。
3) エクセルでデータ処理やグラフ化ができる。

◎:得意 ○:可能 空欄:不得意
資質項目 資質 レベル
ツールの習熟度 1) ある課題に対してどのようなツールを用いるべきか判断できる。
2) データ整理・分析のための使いこなせるツールがある。
3) エクセルマクロが使える。
4) 熱負荷計算プログラムが使える。
5) システムシミュレーションを行う際、どの部分をモデル化すべきか判断できる。
6) システムシミュレーションのアルゴリズムがある程度理解できる。
7) 汎用のシミュレーションツール(LCEMなど)を使い、シミュレーションができる。
8) 必要に応じてツールをカスタマイズできる。
9) システムシミュレーションモデルを作成できる。
10) C、FORTRAN、VisualBASICレベルの数値計算言語が扱える。
分析能力 1) 機器・システムの性能・能力の妥当性を判断できる。
2) 制御特性と制御パラメータを理解できる。
3) 計測データの意味を理解し、時系列グラフ、散布図、頻度分布などが描ける。
4) 統計的なデータ分析ができる。
5) BEMS・実測データから正常運転か不具合が発生しているかを判断できる。
6) 実測データとシミュレーション結果を比較・分析できる。
7) 空気調和衛生工学会「設備システムに関するエネルギー性能計測マニュアル」(SHASE-M0007-2005)程度の分析ができる。
8) 空気調和衛生工学会「建築設備の性能検証過程指針」(SHASE-G0006-2004)を理解している。
データ処理能力 1) ツールを使って大量のデータを迅速に整理できる。
2) エクセル、その他ツールを使って必要なグラフを迅速に描くことができる。
3) 種々のデータファイルやデータ形式の変換ができる。
4) BEMS・制御機器・ロガー装置などからデータの取出しができる。
5) BEMSの計測データの妥当性を判断できる。

建物種別 事務所、庁舎
対象設備 蓄熱設備
実施内容説明 ◆事例1:某事務所ビルに導入した(屋外自立型の)立型の温度成層型水蓄熱槽について、BEMSデータを用いて性能検証を行った。竣工後1年間の運転データ(槽内温度、蓄放熱量、電力量など)を収集・分析し、蓄熱槽内の温度プロフィル、蓄熱槽効率、ランニングコストなど評価した。
◆事例2:某庁舎に導入した(建物躯体利用の)温度成層型蓄熱槽について、計画段階でCFDを用いて蓄熱槽の熱的性能およびディフューザーなど送水口の条件を検討するため解析を行った。解析は非定常解析で行い、ディフューザーの条件による蓄熱・放熱時の槽内水温変化・温度プロフィルなどを予測し、最適な蓄熱槽効率が得られるディフューザー形状・配置・個数など決定に役立てた。


建物種別 事務所、研修施設
対象設備 空調設備
実施内容説明 ◆エアフローウィンドウ
某事務所に導入したエアフローウィンドウの性能把握を行った。夏期の西側窓面からの日射負荷抑制効果を把握するため、竣工後に、BEMSデータと実測データを基に分析を行い、エアフローウィンドウによる冷房期の放熱促進、暖房期の断熱性能向上の把握を行った。
◆クールヒートトレンチ
某研修施設の外気負荷削減を目的として導入したクールヒートトレンチ(全長150m、幅6m×高さ1.6m)について性能把握を行った。BEMSデータでは不十分であったため、1年間トレンチ内部に温湿度計と風速計を別途設置し、データ収集・分析を行い、クールヒートトレンチによる(地中熱による)外気の夏期冷却効果と冬期加熱効果など評価した。

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