CxTE登録技術者詳細
登録番号 | BSCA-0004TE-B | ||
氏名 | 國吉 敬司 | ||
フリガナ | クニヨシ ケイジ | ||
生年 | 1982 | ||
所属 | 日建設計 | ||
申請区分 | CxTE_B | ||
専門業種 | 空調、衛生 | ||
職種 | 設計 | ||
所有資格 | 建築設備士 | ||
Cxに類する業務に従事した 主な施設 |
事務所、病院、庁舎 | ||
学歴 | 修士:九州大学人間環境学府空間システム専攻 |
◎:得意 ○:可能 空欄:不得意
資質項目 | 資質 | レベル |
ツールの習熟度 | 1) ある課題に対してどのようなツールを用いるべきか判断できる。 | ◎ |
2) データ整理・分析のための使いこなせるツールがある。 | ○ | |
3) エクセルマクロが使える。 | ○ | |
4) 熱負荷計算プログラムが使える。 | ◎ | |
5) システムシミュレーションを行う際、どの部分をモデル化すべきか判断できる。 | ◎ | |
6) システムシミュレーションのアルゴリズムがある程度理解できる。 | ○ | |
7) 汎用のシミュレーションツール(LCEMなど)を使い、シミュレーションができる。 | ◎ | |
8) 必要に応じてツールをカスタマイズできる。 | ◎ | |
9) システムシミュレーションモデルを作成できる。 | ○ | |
10) C、FORTRAN、VisualBASICレベルの数値計算言語が扱える。 | ○ | |
分析能力 | 1) 機器・システムの性能・能力の妥当性を判断できる。 | ◎ |
2) 制御特性と制御パラメータを理解できる。 | ○ | |
3) 計測データの意味を理解し、時系列グラフ、散布図、頻度分布などが描ける。 | ◎ | |
4) 統計的なデータ分析ができる。 | ○ | |
5) BEMS・実測データから正常運転か不具合が発生しているかを判断できる。 | ◎ | |
6) 実測データとシミュレーション結果を比較・分析できる。 | ◎ | |
7) 空気調和衛生工学会「設備システムに関するエネルギー性能計測マニュアル」(SHASE-M0007-2005)程度の分析ができる。 | ◎ | |
8) 空気調和衛生工学会「建築設備の性能検証過程指針」(SHASE-G0006-2004)を理解している。 | ○ | |
データ処理能力 | 1) ツールを使って大量のデータを迅速に整理できる。 | ○ |
2) エクセル、その他ツールを使って必要なグラフを迅速に描くことができる。 | ◎ | |
3) 種々のデータファイルやデータ形式の変換ができる。 | ○ | |
4) BEMS・制御機器・ロガー装置などからデータの取出しができる。 | ○ | |
5) BEMSの計測データの妥当性を判断できる。 | ○ |
建物種別 | 総合病院(450床) |
対象設備 | 空調設備・衛生設備 |
実施内容説明 | 空調衛生設備設計主担当として設計監理業務に従事。 省エネ・省CO2・省ランニングコストを実現した総合病院。 ・病院における最適な熱源構成(電気・ガスベストミックス) ・自然を利用した仕組み(クールヒートトレンチ、雨水利用、太陽光発電等) ・経済性の良い省エネシステムの採用による省エネ(大温度差送水、変流量・変風量制御、人感センサー連動空調、温度成層型水蓄熱、高効率熱源、ヒートポンプ給湯機等) ・省CO2施術の地域へのプロモーション(エコ情報パネル) というコンセプトの元、各種省エネ手法を導入。 従来型病院と比べて、CO2排出量986t-CO2/年、光熱水費50,436千円/年、一次エネルギー24%を削減。 住宅・建築物省CO2先導事業(国土交通省)採択案件。 |
建物種別 | 庁舎(約21,000m2) |
対象設備 | 空調設備・衛生設備 |
実施内容説明 | 空調衛生設備設計主担当として設計業務に従事。 免震構造を利用したクールヒートピット、外気冷房制御、電力デマンドカットを実現する氷蓄熱ユニット、ポンプ・ファンのインバータ制御による搬送動力の削減等の各種手法を用いることで、省エネで、人と環境を共生させるグリーン庁舎としている。 また、発電機、雨水利用、緊急排水槽の設置など、災害対策時にも災害対策本部として機能できるように配慮を行っている。 |
建物種別 | 事務所ビル(約12,000m2) |
対象設備 | 空調設備 |
実施内容説明 | 既存のセントラル空調ビルのエネルギーマネージメント業務に従事。 年間を通じた実測をもとに、熱源機器の機器効率、エネルギー消費傾向の分析を行った。 カタログ値との実機の効率の差、消費エネルギーのうち搬送動力の占める割合が大きいこと、定流量ポンプであるため温度差が確保されていないことなどを指摘。 これらの実測結果の分析をもとにエネルギーシミュレーションモデルを構築し、熱源運転順序の変更、ポンプの変流量化による省エネ効果などを明らかにした。 運転順序の変更、ポンプの変流量化により、約20%程度の省エネを行うことが可能であることを報告。 |